標準 情報・IT 学習時間の目安:約12分

情報セキュリティ:大切な情報を守る

🔑 一言でいうと

情報セキュリティは、大切な情報を守るための考え方と対策。基本は 強いパスワードを使い回さない・二段階認証・フィッシングに注意。今日からできることばかりです。

このページで学べること

  • 強いパスワードの条件がわかる
  • 二段階認証の役割がわかる
  • フィッシング詐欺を見分けられる

前提知識

守りの基本

情報を守る基本の対策
対策ポイント
強いパスワード長く・英数字記号を混ぜる・推測されにくく
使い回さないサービスごとに別のパスワードにする
二段階認証パスワード+もう1つの確認(コード等)で守る
フィッシング対策メールのリンクから入らず、公式から確認
個人情報の管理住所・電話番号などを安易に公開しない
💡 なぜ「使い回さない」が重要か

1つのサービスからパスワードが漏れると、同じパスワードの他のサービスも次々に破られます。だからサービスごとに変える/パスワード管理アプリを使うのが安全です。

図でイメージする(パスワードの強さ)

弱い例 1234・誕生日短くて推測される
強い例 長い + 英数字記号 + 使い回さない破られにくい
短く単純なパスワードは弱く、長く複雑なパスワードは強い。使い回しは、1か所漏れると全部が破られるので危険です。

例題(くわしい手順)

弱いパスワード「password」を、安全なパスワードに近づける考え方です。

🧭 手順
  1. 長くする:できれば12文字以上にする。
  2. 種類を混ぜる:大文字・小文字・数字・記号を組み合わせる。
  3. 使い回さない:サービスごとに別のパスワードにする。

「長く・複雑に・使い回さない」が基本。覚えきれないときはパスワード管理アプリが役立ちます。

よくある間違い

⚠️ 間違い①:同じパスワードを使い回す

1か所の漏えいがすべてに広がります。面倒でもサービスごとに変える、管理アプリを使うのが安全です。

⚠️ 間違い②:誕生日や名前をパスワードに使う

推測されやすく危険です。意味のない長い文字列や、複数の単語をつないだ長いフレーズにします。

⚠️ 間違い③:メールのリンクから手続きする

「至急ログインを」などの偽メール(フィッシング)に注意。リンクは開かず、公式アプリ・公式サイトから確認します。

練習問題

まず自分で考えてから解説を開きましょう。

基本1

強いパスワードの条件を1つ挙げなさい。

次から選びましょう

解答・解説を見る

答え(例):長く、英数字・記号を混ぜる

ほかに「名前や誕生日を避ける」「サービスごとに使い回さない」なども正解です。

基本2

二段階認証は、何を守るためのしくみですか。

次から選びましょう

解答・解説を見る

答え:パスワードが漏れても不正ログインを防ぐため

パスワードに加えて、スマホに届くコードなどもう1つの確認を求めることで、突破されにくくします。

応用

「銀行」から届いたメールに「至急、下のリンクからログインを」とありました。どう行動しますか。

次から選びましょう

解答・解説を見る

答え:リンクは開かず、公式アプリ/公式サイトで確認する

これはフィッシングの可能性が高いです。メール内のリンクは押さず、ふだん使う公式アプリやブックマークした公式サイトからログインして確認します。不安なら公式窓口に問い合わせます。
「至急」「アカウント停止」など、あせらせる文面は要注意のサインです。

応用2

「当選しました。今すぐログインを」という、身に覚えのないメールが届きました。安全な対応はどれですか。

次から選びましょう

解答・解説を見る

答え:リンクを開かず、無視・削除する

個人情報やパスワードをぬすむフィッシング詐欺の可能性があります。メールのリンクは開かず、公式サイトやアプリから自分で確認します。


よくある質問

Q. 強いパスワードの条件は?

長く(できれば十数文字以上)、英大文字・小文字・数字・記号を混ぜ、名前や誕生日など推測されやすいものを避け、サービスごとに使い回さないことが大切です。

Q. フィッシング詐欺とは?

銀行や有名企業をよそおった偽メール・偽サイトで、IDやパスワード、カード番号をだまし取る手口です。メールのリンクからではなく、公式アプリや公式サイトから確認するのが安全です。

Q. パスワードを使い回すと何が危ないのですか?

どこか1か所が漏れると、同じ組み合わせで他のサービスにも入られてしまいます(パスワードリスト攻撃)。大事なサービスだけでも別にします。

Q. 二段階認証は何を防ぎますか?

パスワードが漏れても、もう1つの確認(スマホの通知やコードなど)がないと入れないようにします。パスワードだけのときより大きく安全になります。

次に学ぶ内容

📚 参考・監修方針

高校「情報I」〜ITパスポート相当の範囲を参照し、オリジナルに作成(実在試験問題の転載はありません)。正確性は編集・監修フローで確認しています(仕様書 第11章)。

最終更新日: 最終確認日: このページの誤りを報告する