速さ:道のり・時間・速さの関係
速さとは、1時間(1分・1秒)あたりに進む道のりのこと。速さ=道のり÷時間で求めます。割合と同じ「1あたりの大きさ」の考え方です。
このページで学べること
- 速さ・道のり・時間の3つの関係(公式)を使える
- 時速・分速・秒速を変換できる
- 単位のそろえ方でつまずかなくなる
前提知識
- 割合(1あたりの考え方)
- 小数・分数のわり算
「1あたり」で考える
120kmを2時間で進んだなら、1時間あたり 120÷2=60km。これが「時速60km」です。速さは単位時間あたりに進む道のりで、求め方はわり算(道のり÷時間)です。
- 時速:1時間あたり(km/時 など)
- 分速:1分あたり(m/分 など)
- 秒速:1秒あたり(m/秒 など)
3つの公式(みはじ)
- 速さ = 道のり ÷ 時間
- 道のり = 速さ × 時間
- 時間 = 道のり ÷ 速さ
例題(くわしい手順)
120km の道のりを 2時間で進む車の速さ(時速)を求めます。
- 公式:速さ=道のり÷時間。
- あてはめる:120÷2。
- 120÷2=60。時速 60km。
「みはじ」:道のり=速さ×時間、速さ=道のり÷時間、時間=道のり÷速さ。単位をそろえるのが大切。
時速・分速・秒速の違い
| 用語 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| 時速 | 1時間あたりに進む道のり | 時速60km |
| 分速 | 1分あたりに進む道のり | 分速1km(時速60km÷60) |
| 秒速 | 1秒あたりに進む道のり | 秒速…(分速÷60) |
時間の単位が「時・分・秒」で変わるだけ。時速÷60=分速、分速÷60=秒速です。
よくある間違い
「時速60km」で「30分」進む道のりを 60×30 としてしまう誤り。30分は0.5時間なので、正しくは 60×0.5=30km。速さと時間の単位(時間なら時間)をそろえます。
道のりを求めるのに「道のり÷時間」をしてしまう誤り。求めたいものが道のりなら速さ×時間です(みはじの図で確認)。
練習問題
まず自分で解いてから解説を開きましょう。
120kmの道のりを2時間で進みました。速さは時速何kmですか。
解答・解説を見る
答え:時速60km
速さ=道のり÷時間 = 120÷2 = 60(km/時)。
速さ=道のり÷時間。2÷120 と逆にしないこと。「1時間あたりに進む道のり」が速さだと考えると迷いません。
時速4kmで3時間歩くと、何km進みますか。
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答え:12km
道のり=速さ×時間 = 4×3 = 12(km)。
道のり=速さ×時間。速さが「時速」なら時間も「時間」の単位でそろえます(30分なら0.5時間)。
秒速20mで走る車は、時速何kmですか。
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答え:時速72km
1秒で20m進むので、1時間=3600秒では 20×3600=72000m。
1km=1000mだから 72000÷1000=72km。つまり時速72km。
コツ:秒速(m/秒)→時速(km/時)は「×3.6」で一気に変換できます(20×3.6=72)。
時速 60km で 3時間走ると、何 km 進みますか。
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答え:180km
道のり=速さ×時間。60×3=180km。
道のり=速さ×時間。60÷3=20km としないよう、求めたいものが左にくる式を選びましょう。
よくある質問
Q. 速さの公式は?
速さ=道のり÷時間。道のり=速さ×時間、時間=道のり÷速さ でも求められます。
Q. 秒速20mは時速何km?
1秒に20m進むので、1時間(3600秒)では 20×3600=72000m=72km。時速72kmです。
Q. 平均の速さは速さの平均でよいですか?
よくありません。行き時速4km・帰り時速6kmなら、平均の速さは5kmではなく「全体の道のり÷全体の時間」で 4.8km になります。
Q. 時速・分速・秒速はどう直しますか?
時速→分速は60でわり、分速→秒速はさらに60でわります。km→mは1000をかけます。時速72kmは分速1200m、秒速20mです。
次に学ぶ内容
小学校算数〜中学数学の範囲を参照し、オリジナルに作成(実在試験問題の転載はありません)。正確性は編集・監修フローで確認しています(仕様書 第11章)。