分数とは?約分・通分・四則計算
分数とは「1を等分した何個分か」を表す数です。b分のa(a/b)は、1を b 等分したうちの a 個分を意味します。たし算・ひき算は分母をそろえて(通分)、わり算は逆数をかけて計算します。
このページで学べること
- 分数の意味と種類(真分数・仮分数・帯分数)がわかる
- 約分・通分ができる
- 分数のたし算・ひき算・かけ算・わり算ができる
前提知識
- 整数のかけ算・わり算
- 公約数・公倍数
分数の意味と種類
ピザを4等分した1切れは 1/4、3切れなら 3/4。分母(下)は「いくつに分けたか」、分子(上)は「そのうち何個か」を表します。
| 種類 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| 真分数 | 1より小さい(分子<分母) | 3/4 |
| 仮分数 | 1以上(分子≧分母) | 5/4 |
| 帯分数 | 整数+真分数 | 1と1/4 |
- 約分:分子と分母を同じ数で割って簡単にする。6/8 =(÷2)= 3/4。
- 通分:分母をそろえる。1/2 と 1/3 は分母を6にそろえて 3/6 と 2/6。
図でイメージする(3/4)
四則計算のやり方
- たし算・ひき算:通分して分子どうしを計算。1/2 + 1/3 = 3/6 + 2/6 = 5/6
- かけ算:分子どうし・分母どうしをかける。2/3 × 3/5 = (2×3)/(3×5) = 6/15 = 2/5
- わり算:わる数の逆数をかける。3/4 ÷ 2/3 = 3/4 × 3/2 = 9/8
例題(くわしい手順)
分数のたし算を計算します。2/3 + 1/4。
- 通分:分母を 3 と 4 の最小公倍数 12 にそろえる。2/3=8/12、1/4=3/12。
- 分子をたす:8+3=11。分母はそのままで 11/12。
- 約分の確認:11 と 12 に共通の約数はない(これ以上簡単にできない)。答えは 11/12。
分数のたし算・ひき算は、まず通分して分母をそろえるのが第一歩です。
よくある間違い
1/2+1/3 を「2/5」としてしまう誤り。分母はそろえるもので、足しません。通分して 3/6+2/6=5/6が正解です。
3/4÷2/3 を「3/4×2/3」としてしまう誤り。わる数をひっくり返して 3/4×3/2 が正解です。
答えは最後まで約分します。6/15 は3で割って 2/5に。
練習問題
まず自分で解いてから解説を開きましょう。
6/8 を約分しましょう。
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答え:3/4
6と8の最大公約数は2。分子分母を2で割って 6÷2/8÷2 = 3/4。
1/2 + 1/3 を計算しましょう。
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答え:5/6
分母を6に通分:1/2=3/6、1/3=2/6。分子をたして 3/6+2/6=5/6。
3/4 ÷ 2/3 を計算しましょう。
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答え:9/8(=1と1/8)
わる数 2/3 の逆数 3/2 をかけます。
3/4 × 3/2 = (3×3)/(4×2) = 9/8
仮分数を帯分数に直すと 1と1/8 です。
次を計算しなさい。 3/4 − 1/6
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答え:7/12
分母 4 と 6 の最小公倍数は 12。3/4=9/12、1/6=2/12。分子をひいて 9−2=7。よって 7/12。
よくある質問
Q. 分数のたし算のやり方は?
分母をそろえて(通分して)から、分子どうしをたします。1/2+1/3は通分して3/6+2/6=5/6です。
Q. 分数のわり算はどうする?
わる数の分子と分母を入れかえた逆数をかけます。3/4÷2/3=3/4×3/2=9/8です。
Q. 通分と約分のちがいは何ですか?
通分は分母をそろえること(たし引きの前にする)、約分は分子と分母を同じ数でわって小さくすること(答えの最後にする)です。
Q. 帯分数と仮分数はどう直しますか?
帯分数→仮分数は「整数×分母+分子」。2と3分の1 なら 2×3+1=7 で 7/3 です。逆は分子を分母でわり、商が整数部分・あまりが分子になります。
次に学ぶ内容
小学校算数〜中学数学の範囲を参照し、オリジナルに作成(実在試験問題の転載はありません)。正確性は編集・監修フローで確認しています(仕様書 第11章)。