基礎 算数・数学 学習時間の目安:約12分

円周と円の面積:円周率3.14を使う

🔑 一言でいうと

円周=直径×3.14円の面積=半径×半径×3.14。この 3.14 が円周率です。おうぎ形は、中心角の割合(中心角÷360)をかけて求めます。

このページで学べること

  • 円周・円の面積が求められる
  • 半径と直径のちがいを正しく使い分けられる
  • おうぎ形の弧の長さ・面積が求められる

前提知識

円とおうぎ形の公式

円・おうぎ形の公式(円周率=3.14)
求めるもの公式
円周直径 × 3.14 = 半径 × 2 × 3.14
円の面積半径 × 半径 × 3.14
おうぎ形の弧の長さ円周 × (中心角 ÷ 360)
おうぎ形の面積円の面積 × (中心角 ÷ 360)
💡 半径と直径

直径 = 半径 × 2。円周は直径、面積は半径を使う——ここを取りちがえないのが最大のコツです。

図でイメージする(半径・直径・中心角)

半径
直径 = 半径 × 2
90°
おうぎ形(円の 1/4)
中心から円周までが半径、中心を通って円を横切るのが直径(半径の2倍)。中心角90°のおうぎ形は、円をちょうど4等分した1つ分です。

例題(くわしい手順)

半径 5cm の円の円周を求めます(円周率は3.14)。

🧭 手順
  1. 公式:円周=直径×3.14。直径=半径×2。
  2. 直径を出す:5×2=10cm。
  3. 10×3.14=31.4。円周は 31.4cm

円周は「直径」×3.14。半径のときは2倍して直径に直すのを忘れずに。

円周と円の面積の違い

円周と円の面積の違い
求めるもの公式単位半径5cmの例
円周直径×3.14(=半径×2×3.14)cm31.4cm
面積半径×半径×3.14cm²78.5cm²

円周は「まわりの長さ(cm)」、面積は「広さ(cm²)」。半径を2倍するのか2回かけるのかがちがいます。

よくある間違い

⚠️ 間違い①:円周で半径×3.14してしまう

円周は直径×3.14。半径しか分からないときは、まず直径=半径×2にしてから計算します。

⚠️ 間違い②:面積で直径を2回かける

面積は半径×半径×3.14。直径×直径では答えが4倍になります。

⚠️ 間違い③:おうぎ形で「÷360」を忘れる

おうぎ形は円全体の一部。中心角÷360の割合をかけ忘れると、円まるごとの大きさになってしまいます。

練習問題

まず自分で解いてから解説を開きましょう。円周率は 3.14 とします。

基本1

半径 5cm の円の円周は何 cm ですか。

cm

解答・解説を見る

答え:31.4cm

直径=5×2=10cm。円周=直径×3.14=10×3.14=31.4cm。

基本2

半径 5cm の円の面積は何 cm² ですか。

cm²

解答・解説を見る

答え:78.5cm²

面積=半径×半径×3.14=5×5×3.14=25×3.14=78.5cm²。

応用

半径 6cm、中心角 90° のおうぎ形の面積は何 cm² ですか。

cm²

解答・解説を見る

答え:28.26cm²

円の面積=6×6×3.14=113.04cm²。中心角の割合は 90÷360=1/4。
おうぎ形の面積=113.04×1/4=28.26cm²。
中心角90°は「円の4分の1」と気づくと計算が速いです。

応用2

半径 4cm の円の面積を求めなさい(円周率は3.14)。

cm²

解答・解説を見る

答え:50.24cm²

円の面積=半径×半径×3.14。4×4×3.14=16×3.14=50.24cm²。


よくある質問

Q. 円周の求め方は?

円周=直径×3.14(円周率)です。半径5cmなら直径は10cmなので、10×3.14=31.4cm になります。

Q. おうぎ形の面積はどう求める?

円の面積に、中心角の割合(中心角÷360)をかけます。半径6cm・中心角90°なら 6×6×3.14×(90÷360)=28.26cm² です。

Q. 直径と半径をまちがえないコツは?

公式に出てくるのがどちらかを確認することです。円周は「直径×3.14」、面積は「半径×半径×3.14」。面積は半径を使う、と覚えます。

Q. 円周率はなぜ3.14なのですか?

どんな大きさの円でも「円周÷直径」がいつも同じ値になり、それが 3.14159… だからです。3.14は小学校で使う近似値です。

次に学ぶ内容

📚 参考・監修方針

小学校算数〜中学数学の範囲を参照し、オリジナルに作成(実在試験問題の転載はありません)。正確性は編集・監修フローで確認しています(仕様書 第11章)。

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