入門 算数・数学 学習時間の目安:約12分

四則計算と計算の順序

🔑 一言でいうと

四則計算はたし算・ひき算・かけ算・わり算のこと。これらが混じった式は、①かっこの中 →②かけ算・わり算 →③たし算・ひき算の順で計算します。だから 2+3×4=14(20ではない)。

このページで学べること

  • 四則(和・差・積・商)の意味がわかる
  • 計算の順序のきまりを正しく使える
  • かっこ・かけ算わり算の優先を間違えなくなる

前提知識

  • 整数のたし算・ひき算
  • 整数のかけ算・わり算

四則と、計算の順序のきまり

たし算の答えを、ひき算を、かけ算を、わり算をといいます。式にこれらが混じるときは、次の順で計算します。

💡 順序のきまり
  1. かっこ ( ) の中を先に計算する
  2. 次に かけ算・わり算
  3. 最後に たし算・ひき算

同じ強さの計算(×と÷、+と−)は左から順に計算します。

順序を図で

① かっこ( ) の中 ② かけ算・わり算× ÷ ③ たし算・ひき算+ −
左の箱ほど先に計算します。例:2+3×4 は ②の「3×4」を先に計算して 2+12=14。

例題(くわしい手順)

順序のきまりを、少し長い式で確かめましょう。40 − (3 + 2) × 6 ÷ 3 を計算します。

🧭 手順
  1. かっこの中を先に:(3+2)=5。式は 40 − 5 × 6 ÷ 3 になる。
  2. かけ算・わり算を左から:5×6=30 → 30÷3=10。式は 40 − 10
  3. 最後にひき算:40−10=30

コツは「①かっこ →②×÷ →③+−」を1段ずつ書き直すこと。いっぺんに計算しようとすると順序をまちがえます。

よくある間違い

⚠️ 間違い①:左から順に計算してしまう

2+3×4 を「2+3=5、5×4=20」とする誤り。かけ算が先なので 3×4=12、2+12=14です。

⚠️ 間違い②:かっこを無視する

(8−3)×2 を「8−3×2=8−6=2」とする誤り。かっこの中が先なので (8−3)=5、5×2=10です。

練習問題

まず自分で解いてから解説を開きましょう。

基本1

2 + 3 × 4 を計算しましょう。

解答・解説を見る

答え:14

かけ算が先。3×4=12。次に 2+12=14

順序のきまりは「①かっこ →②かけ算・わり算 →③たし算・ひき算」。左から順に計算して 5×4=20 とするのが、いちばん多い間違いです。

基本2

(8 − 3) × 2 を計算しましょう。

解答・解説を見る

答え:10

かっこの中が先。8−3=5。次に 5×2=10

かっこは「先に計算する」という合図です。かっこを無視して 8−3×2=2 としないよう注意しましょう。

応用

20 − 12 ÷ 4 + 2 を計算しましょう。

解答・解説を見る

答え:19

先にわり算:12÷4=3。式は 20−3+2 になります。
あとは左から:20−3=17、17+2=19

応用2

5 × (2 + 4) − 8 ÷ 2 を計算しましょう。

解答・解説を見る

答え:26

①かっこ:2+4=6。式は 5×6−8÷2。
②かけ算・わり算:5×6=30、8÷2=4。式は 30−4。
③ひき算:30−4=26


よくある質問

Q. 2+3×4 の答えは?

かけ算が先なので 3×4=12、次に 2+12=14 です。左から順に計算して20とするのは誤りです。

Q. 計算の順序は?

①かっこの中 →②かけ算・わり算 →③たし算・ひき算 の順。同じ強さの計算は左から計算します。

Q. かけ算とわり算はどちらが先?

かけ算とわり算は同じ強さなので、式に出てくる順に左から計算します。12÷4×3 は 12÷4=3、3×3=9 です。どちらも、たし算・ひき算より先に計算します。

Q. かっこが何重にもあるときはどこから計算しますか?

いちばん内側のかっこからです。{2+(3×4)}×5 なら 3×4 → 2+12 → 14×5 の順に計算します。

次に学ぶ内容

📚 参考・監修方針

小学校算数〜中学数学の範囲を参照し、オリジナルに作成(実在試験問題の転載はありません)。正確性は編集・監修フローで確認しています(仕様書 第11章)。

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