文字と式:数のかわりに文字を使う
文字式は、数のかわりに文字(x や a)を使った式。×は省いて 3×a=3a、÷は分数で書きます。同じ文字の項はまとめて 3a+2a=5a。文字に数をあてはめる代入で値が求まります。
このページで学べること
- 文字式の書き方のルールがわかる
- 同じ文字の項(同類項)をまとめられる
- 文字に数を代入して値を求められる
前提知識
文字式の書き方のルール
| ふつうの書き方 | 文字式の書き方 |
|---|---|
| 3 × a | 3a(×を省く・数を前に) |
| a × b | ab(アルファベット順) |
| 1 × a | a(1は省く) |
| a × a | a²(同じ数のかけ算は指数) |
| a ÷ 3 | a/3(÷は分数で) |
同じ文字どうしは係数(前の数)をたし引きします。3a+2a=5a、5x−2x=3x。ちがう文字(a と b)はまとめられません。
図でイメージする(3a = a+a+a)
例題(くわしい手順)
4a + 3 − a を簡単にし、a=2 のときの値を求めます。
- 同じ文字の項をまとめる:4a − a = 3a。式は 3a + 3(3 は数だけの項なのでそのまま)。
- 代入:a=2 を入れて 3×2+3。
- 計算:6+3=9。答えは、簡単にした式が 3a+3、値が 9。
先に文字式を簡単にしてから代入すると、計算がぐっと楽になります。
3a・a³・3+a の違い
| 書き方 | 意味 | a=2 のときの値 |
|---|---|---|
| 3a | 3×a(かけ算) | 6 |
| a³ | a×a×a(3回かける) | 8 |
| 3+a | 3にaをたす | 5 |
記号のないかけ算(3a)・指数(a³)・たし算(3+a)は別物です。まず「何算か」を見分けましょう。
よくある間違い
3a は 3×a(かけ算)です。たし算ではありません。a=2 なら 3a=6 です。
たし算はまとめて a+a=2a。指数(a²=a×a)になるのはかけ算のときだけです。
3a+2b は 5ab にはなりません。文字がちがう項はまとめられず、そのままです。
練習問題
まず自分で解いてから解説を開きましょう。
3 × a × b を、文字式のきまりにしたがって書きなさい。
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答え:3ab
×を省き、数を前に、文字はアルファベット順に並べて 3ab。
次を計算しなさい。 3a + 2a
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答え:5a
同じ文字 a どうし。係数を足して 3+2=5、よって 5a。
a=4 のとき、2a + 3 の値を求めなさい。
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答え:11
a に 4 を代入:2×4+3=8+3=11。
代入するときは、はぶかれた×を思い出して 2a=2×a と戻すのがコツです。
次の式を簡単にしなさい。 5x + 2 − 3x + 4
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答え:2x + 6
文字の項どうし:5x−3x=2x。数の項どうし:2+4=6。あわせて 2x+6。
文字の項と数の項を分けて集めるのがコツ。種類がちがう項はまとめられません。
よくある質問
Q. 3a はどういう意味?
3a は 3×a のことです。文字式では、かけ算の記号×を省略して数を文字の前に書きます。3a は a を3つ集めた a+a+a と同じ値です。
Q. 代入とは何ですか?
文字に数をあてはめて計算することです。2a+3 に a=4 を代入すると 2×4+3=11 になります。
Q. 2x と x² のちがいは何ですか?
2x は x を2つ足したもの(x+x)、x² は x を2回かけたもの(x×x)です。x=3 なら 2x=6、x²=9 になります。
Q. 同じ文字の項はどうまとめますか?
文字が同じ項だけ、係数を足し引きします。3a+2a=5a ですが、3a+2b はまとめられません。
次に学ぶ内容
小学校算数〜中学数学の範囲を参照し、オリジナルに作成(実在試験問題の転載はありません)。正確性は編集・監修フローで確認しています(仕様書 第11章)。