正負の数:0より小さい数を数直線で考える
0より小さい数が負の数(−3など)。数直線で考えると計算がわかります。ひき算は符号を変えてたし算に、かけ算・わり算は同符号なら+・異符号なら−です。
このページで学べること
- 正の数・負の数・絶対値の意味がわかる
- 負の数を含むたし算・ひき算ができる
- 負の数を含むかけ算・わり算の符号が決められる
前提知識
数直線と絶対値
数直線では、0を境に右が正(+)、左が負(−)です。ある数の絶対値とは、0からの距離のこと(符号を外した大きさ)。−5 の絶対値は 5、+5 の絶対値も 5 です。
- たし算(同符号):絶対値を足して、符号はそのまま。
- たし算(異符号):絶対値の大きい方から小さい方を引き、符号は大きい方に合わせる。
- ひき算:ひく数の符号を変えて、たし算に直す。
- かけ算・わり算:同符号なら+、異符号なら−。
図でイメージする(数直線)
例題(くわしい手順)
たし算・ひき算がまじった式を計算します。8 + (−5) − (+4)。
- ひき算はたし算に直す:−(+4) は +(−4)。式は 8 + (−5) + (−4)。
- 前から順に:8+(−5) は異符号、8−5=3 で +3。
- 3+(−4) は異符号、4−3=1、大きい方が−なので −1。答えは −1。
コツは、ひき算をすべて「符号を変えたたし算」に直してから、前から順に計算すること。符号のミスがぐっと減ります。
符号と絶対値の違い
| 用語 | 表すもの | 例(−3) |
|---|---|---|
| 符号 | +か−か(数直線での向き) | −(0より小さい) |
| 絶対値 | 0からの距離(大きさ) | 3 |
「−3 の絶対値は 3」。絶対値は符号を取り除いた大きさで、いつも0以上です。
よくある間違い
(−6)−(−2) を −8 としてしまう誤り。ひき算はひく数の符号を変えてたすので、(−6)+(+2)=−4 です。
かけ算・わり算は同符号なら+。(−3)×(−4)=+12 です(−12 ではありません)。
(+5)+(−8) は、絶対値の大きい −8 側の符号になり、8−5=3 で −3 です。
練習問題
まず自分で解いてから解説を開きましょう。
次を計算しなさい。 (−3)+(−4)
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答え:−7
同符号のたし算。絶対値 3+4=7、符号はそのまま−で −7。
次を計算しなさい。 (−6)−(−2)
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答え:−4
ひく数 −2 の符号を変えてたし算に:(−6)+(+2)。異符号なので 6−2=4、大きい方(−6)の符号で −4。
次を計算しなさい。 (−3)×(−4) と (−12)÷4
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答え:+12 と −3
(−3)×(−4):同符号なので+、3×4=12 で +12。
(−12)÷4:異符号なので−、12÷4=3 で −3。
符号を先に決めてから、絶対値どうしを計算すると迷いません。
次を計算しなさい。 (−3)×(−2)×(−1)
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答え:−6
かけ算は符号を先に決める。負の数が 3個(奇数)なので答えは−。絶対値は 3×2×1=6。よって −6。
負の符号が偶数個なら+、奇数個なら−になります。
よくある質問
Q. 負の数のひき算はどう計算する?
ひく数の符号を変えて、たし算に直します。(−6)−(−2) は (−6)+(+2)=−4 になります。
Q. マイナス×マイナスはなぜプラス?
かけ算・わり算では、同じ符号どうしは+、ちがう符号どうしは−になります。だから (−3)×(−4)=+12 です。
Q. 絶対値とは何ですか?
0からの距離です。符号を取った大きさで、−7の絶対値は7、+7の絶対値も7です。「どちらが大きいか」と「絶対値が大きいか」はちがいます。
Q. 負の数のわり算の符号はどうなりますか?
かけ算と同じで、同符号なら正、異符号なら負です。(−12)÷(−3)=4、(−12)÷3=−4 です。
次に学ぶ内容
小学校算数〜中学数学の範囲を参照し、オリジナルに作成(実在試験問題の転載はありません)。正確性は編集・監修フローで確認しています(仕様書 第11章)。