基礎 算数・数学 学習時間の目安:約11分

平均:合計 ÷ 個数

🔑 一言でいうと

平均とは、いくつかの数を「ならした(平らにした)」大きさのこと。平均=合計 ÷ 個数で求めます。逆に 合計=平均 × 個数です。

このページで学べること

  • 平均の意味(ならす)がわかる
  • 平均・合計・個数のどれでも求められる
  • 人数が変わったときの平均の変化を考えられる

前提知識

「ならす」とはどういうことか

でこぼこの量を平らにならしたときの高さが平均です。たとえば 80・70・90・60 点をならすと、全部の合計 300 を 4 でわって、1つあたり 75 点になります。

💡 3つの関係
  • 平均 = 合計 ÷ 個数
  • 合計 = 平均 × 個数
  • 個数 = 合計 ÷ 平均

図でイメージする(80・70・90・60 → 平均75)

平均 75
80
70
90
60
高さのちがう4本(80・70・90・60)をならすと、点線(平均75)の高さになります。合計を4等分した高さが平均です。

例題(くわしい手順)

4回のテストが 70, 85, 90, 75 点でした。平均を求めます。

🧭 手順
  1. 合計を出す:70+85+90+75=320。
  2. 個数で割る:320÷4=80
  3. 平均は 80点

平均=合計÷個数。まず合計、次に個数で割る、の順で確実に。

平均と中央値のちがい

平均と中央値のちがい
用語意味例:0, 0, 0, 0, 100
平均合計÷個数(0+0+0+0+100)÷5=20
中央値大きさ順にならべた真ん中の値0(3番目の値)

極端に大きい(小さい)値があると、平均はそちらに引っぱられます。そんなときは中央値も見ると実態がつかめます。

よくある間違い

⚠️ 間違い①:個数を数え間違える

4つの数の平均なのに3でわる、などの誤り。いくつの数の平均かを必ず数えましょう(0点の教科も1つに数えます)。

⚠️ 間違い②:平均どうしをそのまま平均する

人数のちがうクラスの平均点を、単純に「(A+B)÷2」としてはいけません。正しくは合計を全人数でわり直す必要があります(人数が同じなら単純平均でOK)。

練習問題

まず自分で解いてから解説を開きましょう。

基本1

テストの点が 80・70・90・60 点でした。平均は何点ですか。

解答・解説を見る

答え:75点

合計は 80+70+90+60=300。個数は4。平均=300÷4=75点。

基本2

5教科の平均が 70点でした。5教科の合計は何点ですか。

解答・解説を見る

答え:350点

合計=平均×個数 = 70×5 = 350点。

合計=平均×個数。70÷5=14 と逆にしないよう、求めたいものが左にくる式を選びましょう。

応用

4人の平均点は 80点。ここに 90点の5人目が加わると、5人の平均は何点ですか。

解答・解説を見る

答え:82点

まず4人の合計:80×4=320点。5人目を加えて 320+90=410点。
5人の平均=410÷5=82点。
「合計に戻してから、新しい個数でわり直す」のがコツです。

応用2

3人の平均点は 60 点でした。あとから 80 点の人が1人入ると、4人の平均は何点ですか。

解答・解説を見る

答え:65点

3人の合計=60×3=180。4人の合計=180+80=260。260÷4=65点。


よくある質問

Q. 平均の求め方は?

平均=合計÷個数 で求めます。80・70・90・60 の平均は 300÷4=75 です。

Q. 平均から合計を出すには?

合計=平均×個数 です。5教科の平均が70点なら合計は 70×5=350点です。

Q. 平均は必ずデータの中にありますか?

ありません。1と2の平均は1.5で、どちらのデータでもありません。「ならしたときの値」なので、実際にない値になることがあります。

Q. 「平均以上」の人は半分いますか?

半分とは限りません。極端に大きい値があると平均が引き上げられ、平均以下の人のほうが多くなります。半分で分かれるのは中央値です。

次に学ぶ内容

📚 参考・監修方針

小学校算数〜中学数学の範囲を参照し、オリジナルに作成(実在試験問題の転載はありません)。正確性は編集・監修フローで確認しています(仕様書 第11章)。

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